大学図書館も変わったね
明治大学が、マンガ・アニメ・ゲームの博物館「東京国際マンガミュージアム」を計画してる。目標、200万冊のアーカイブ。
その先行施設は、2009年に「米沢嘉博記念図書館」としてオープンしていた。
そこへ、高校・大学が同じの「学だっち」から、「大学時報」が届く。日本私立大学連盟が発行する広報誌。
特集が、大学図書館。
かつては、「貴重資料を所蔵している」ことが大学のウリだった。学習動機のない並学生に、届かないアプローチ。納本業者を喜ばすだけ。
「権威・研究」のためで、「教育」用じゃない。利用者はどんどん減る。
そこで現在は、「学びって、おもしろいじゃん」と気付かせる姿勢に変身中なんだ。
ハコの設計で、「なるほど」と感じたのが成蹊大学。先だってプリツカー賞を受賞した坂(ばん)茂さん作。
エリアごとにゾーニングしていた。
入り口のリフレッシュエリアは、会話・通話・飲食OK。エントランスエリアになると、勉強以外の会話・通話・飲食ダメ。最奥部の書架スペースになると、すべてダメ。
個室は266もある。ちょっと例の無い数だ。
帝京大学は、学生同士が「薦め合い」「読み合い」「評し合う」ための読書推進プロジェクトをやってた。
能動的な読書ノウハウを提供したのは、松岡正剛さんの編集工学研究所。
図書館をます印象づけ、サービス案内をする。そして、情報を収集・探索 → 編集・整理 → 発信するまで支援する。
それを、かっこよく、楽しく。
大学図書館は、部活・バイト・デート・就活に勝てるか?