ヒトに嫌われてもガンバレ
・山のかけすも鳴いていた
ご存知、春日八郎さんの「別れの一本杉 」。「かけす」とは何か? 昭和30年代に凍結した疑問が、ついに氷解した。
脊椎動物門 → 鳥網 → スズメ目 → カラス科 → カケス属に分類されて、カケスGarrulus glandariusとルリカケスG.lidthiの2種類があるのだ。
きれいな学名だな。グランダリウスだぜ。
図鑑を買うほど、熱心じゃない。
「カラス おもしろ生態とかしこい防ぎ方」農文協刊。農文協というところが、「別れの一本杉 」らしくていい。
カラス科 → カササギ属というのもあった。
カラス科 → カラス属では、ハシボソガラスとハシブトガラスの名がよく出てくる。やっと、どっちがどっちだか判明。
ボソは、額の位置からクチバシが出る。首も太い。体からクチバシ先端に向かって円錐形。
ブトは、人間と同じ球体の頭が特徴。ちゃんと口の位置から、太いクチバシが出ている。
森永製菓の「キョロちゃん」は、ブトなんだ。
こんなに寄って撮影できたので、興奮した。
本には「脳化指数」リストもあった。
ヒト0.89 イルカ0.64 チンパンジー0.30。6位にカラス0.16。7位イヌ0.14。
イヌより賢いんだから、ヒトの顔も見分ける。結んだ紐も解く。学習能力が高いから、防御策なんて「へのかっぱ」なんだよ。
さて、「別れの一本杉」を聴いたら、三橋美智也さんの「おんな船頭唄」も聴かねば。
・思い出すさえ ざんざら真菰(まこも)
真菰? 調べました。水辺の湿地に群生するイネ科の植物。
では、ざんざらとは? ざらっとした気分のこと?