地方というアイデアもある
30日は雨、1日も雨予想。
GWの中日で、遊んでる人と働いてる人は半々かもしれない。遊ぶでもなく、働くでもないイベントが「不忍ブックストリート」。
本は好きだけど、目的の本を探しに来るわけじゃない。本は好きだけど、これは手放してもいいかな。両者が、谷中・根津・千駄木に集まるのが「一箱古本市」だった。
10年目になって、今年は一挙にイベントが充実した。
とはいえ、見逃したとしても「まっ、いいか」とぞろっと流せる。
「しのばずくんを探せっ!」「揚げの里帰り」「酒とパンダと古本と」など。野菜も売る、焼き菓子も売る。ライブもある。映画会もある。
本で街を元気にしようと、全国でブックイベントを主催する人たちが集まってシンポも開催されていた。
今、渋谷ではナガオカケンメイさんが「文化誌が街の意識を変える展」をやってる。
東京で地方を考える。東京にある地方性を歩く。
「鄙(ひな)への想い」清流出版刊。田中優子さんが江戸学で提唱した回路が、ちょっと見えてきた。
屋根に立てば、もっと見えるかも。