なんとか1000m未満なら
ヒマラヤの映画「アンナプルナ南壁」が9月に上映される。
8000m級の山群で、延々と尾根を歩かなければいけない。雪崩が多いので、難易度は特A級。撮影隊は、アルピニストと同じ技量が必要だ。
日本にも山の映像作家がいる。塚本福治郎さん。
11日に「往年の作家 塚本福治郎氏を励ます会」が開かれた。8ミリ16ミリフィルムの上映会。槍・穂高・北岳の山岳映画。
こちらは、3000m級の山群。
とりわけ、槍を開山した播隆上人が初登頂をしたという古道の映画を楽しみにしていた。が、11日に再び豪雨来襲したので断念する。
家で読んだのが「ぼくは高尾山の森林保護員」こぶし書房刊。ちなみに高尾山は、599m。
小中学校時代によく行ってた。
現在は、ミシュランガイドで三ツ星をもらい、年間270万人が訪れる。
森林部の安全管理をするのが「森林保護員」で、林野庁の所管。一方、7つもある登山道を安全管理するのが「都レンジャー」で、所管は東京都。共に森林インストラクターなのだ。
著者の宮入芳雄さんは、元コマーシャルカメラマンだったので、ページの半分は写真。多いのは植物写真。
名前を特定するため、何冊の図鑑をそろえたのだろう。野性生物・花・樹木・野草・落葉・帰化植物・きのこ・苔・・・・。
「東海自然歩道」という言葉が出てきた。