サタンに、はじき飛ばされる

15日は4試合をした。

C組 → D組 → D組 → C組。最後のC組マッチが朝10時始まる日本vsコートジボワール。これは、日本向けのやりくり編成なんだろう。

20日ギリシャ戦は朝7時、25日コロンビア戦は朝5時。早朝すぎるので、初戦しかパブリックビューイングのチャンスがない。

イングランドvsイタリア戦終了が9時。路上で売ってた500円ユニフォームを横目で見ながら、新横浜駅から走った。

キッチリ1時間で日産スタジアムのシートに到着。

モニター観戦とはいえ観客がいるから、ほぼ実戦と変わりない興奮。経過は、皆さんご存知のとおり。

前半の歓喜と、後半の奈落。

もっともコートジボワールは、前半から予想をズタズタにするように押し込んで来た。やりたいことをやれない残念さ、歯ぎしりするゲームだった。

2点の失点で、よく済んだ。

90分が終わり、アディショナルタイムも終わろうとする刹那は、観客が完全にフリーズ。

沈黙の空に、ただアナウンサーの声が流れる。ホイッスルの音で、誰もが我に帰る。

12時に終了後も、僕はシート上で解凍しなかった。

連携を意識するあまり、シュートが少ないよ。強みも弱みも左サイドだった。岡崎をもっと使ってほしい。

鉄ゲタはいた気分で、2時間ほど近くの河原をさまよう。大魔王ドログバのような強烈な日射し。

帰宅して倒れ込むように寝た。すぐ起きてしまうので二度寝、三度寝。

W杯のどん底から、やっと生還。こたえたよ。

Antonio Loureiro - Só