決勝トーナメント型も覚えて
香川だけじゃなくザックJ面々は、欧州チーム内の去就が気になる。
アギレ新監督は9月5日ウルグアイ、9日ベネズエラ戦で誰を招集するのか? 半数以上は、メンバーを替えて欲しい。
試合中とは違い、2人とも大金につられてニヤケいる様子がありありで見る気がしない。
ところで、三浦俊也さんって知ってます?
Jリーグで監督をやり、今春からベトナムの監督になってる人。今冬にある東南アジア選手権での優勝が目標だという。日本も出るのだろうか。
51歳で新境地の三浦さん、ぜひ成功してほしい。
「脱パスサッカー論」ベースボール・マガジン社刊。
この本、ブラジルW杯直前の5月31日に発売された。
著者あとがきで「永井洋一が書いていたことは的外れだった」と批判されることを願っています。
と、相当の皮肉をぶちかましていた。
選手が口をそろえて「自分たちのサッカーをする」ことに、日本総市民は違和感を持ってた。「させてもらえない場合はどうするのか?」と。
相手陣内に入ってパスをつなぎにつなぎ、いっかなシュートしない「自分たちのサッカー」。ポゼッションが高ければ良しとする風潮は、永井さんに言わせれば「リスクを他人に預ける若者」に映る。
とはいえ、1・4章は納得できても、2・3章は退屈だった。本人は、スポーツ心理学や日本文化論のつもりなんだろうけど。
アギレ監督は、ブラジルのドゥンガ監督と同じ闘将顔。なんでもいいから、ワンパターン戦術だけは勘弁してくれ。