台風来襲、こぞって警戒警報

横浜市民になって、2ヶ月半になった。

思ったほど遠足に行けてない。市営バスに乗ると、とても市民になった気になる。

路線図を見る。横浜駅からは、48色色鉛筆のごとく四通八達に着色されたルートが伸びる。西口から、おおむね北方向へ。東口からは、南方向。

ハマといえば、港。大桟橋は、客船用。氷川丸が係留されてる山下埠頭も、まぁ見たことだけはある。その先は?

いわゆる本牧。貨物船の埠頭だ。しかも、AからDまで、4つの突堤がそろってる。かつて、古本を船便で送り通関手続きのために訪ねたことがある。どの突堤だったのだろう。

最南部にあるのが、D突堤

横浜駅から市営バスで、先端にある終点「横浜港シンボルタワー」を目指す。「お客さん、今日は台風が来るので、手前の『海づり桟橋』までしか行いませんよ」。

1週間ほど前の話。

バス停は建物の前にあった。残念なことに、ここも台風余波でクローズド。突き出た桟橋から海に落ちる人が出るから閉めたのか。

あたりを歩く。どうにかして、海に出る方法がないかと。コンクリ堤防と、さらにフェンスがそびえ立って完全ブロック状態。

かすかなすき間から撮影をした。やはり、波高し。

そこから、バス路線をもどるように5停留場分を歩く。

漁港があった。日産自動車専用埠頭もあった。セメント工場、コンテナの山、港湾カレッジ、臨海鉄道の鉄路、船員センター、ボート免許教習所、シーメンズクラブ。

空港と同じで、海の港も台風が来ると活動をやめるのか。ことごとく休眠しているようだ。クレーンも高いし。

「埠頭内 シャーシ等台切り禁止」の看板があった。台切りって、何だ? コンテナを載せるシャーシを、切り離すなってこと?

「敗戦落語会 Vol.5」の案内板には笑った。

川柳川柳(かわやなぎ せんりゅう)さん、やってるやってる。軍歌と古いジャズをつなぐマンネリネタの新作落語。マンネリで爆笑を誘う。

あと、9回は来ないと本牧はわからない。

空の神兵