細かく分けて100種の雲
うれしかったね、富士山のような雲。
「頭を雲の上に出し」ているような、雲の富士山。と、いつもならここでオシマイ。忘れる。
巻頭ページから、雲の名前を覚えると、いいことある? と実利ガイドをしている図鑑を見つけた。
「雲のカタログ」草思社刊。著&写真は、2名。
村井昭夫さんは、気象予報士No.6926。鵜山義晃さんも、同じく気象予報士No.2331。ともに、日本気象学会員。
村井さんは、加えて日本雪氷学会員。鵜山さんは、日本天文学会員。雪男と星男。
目次を見たら、目の前で人差し指をグルグル回されてるトンボの気分になった。○○雲、△△雲とあるが、どれも同じように読める。
落ち着いて、受け売りしましょう。
まず、形状で分類される。繊維状か、層状か、かたまり状か。繊維状なら、巻雲。水平に広がっていれば層雲。かたまりなら積雲。
ここまでは、付いていける。
次に、浮かんでいる高度に分かれる。
上層の雲には、頭に「巻」が付く。巻雲、巻積雲、巻層雲。5000〜15000mに発生。
中層では、頭に「高」。高積雲、高層雲。2000〜7000m。
下層では、「巻」も「高」も付かない。積雲、層雲。どっちつかずの層積雲。数十〜2000m。
最後の分類は、雨を伴う雲には「乱」が付く。高度が高い積乱雲、低い乱層雲。
単純な順列組み合わせなれど、目次に漢字が並ぶとワヤになった。
以外に飛行機雲。レア度で穴あき雲、笠雲、吊るし雲、馬蹄雲。
大気中の光学現象を大気光象というが、虹以外にも光環、彩雲、光芒、反薄明光線、ハロがある。
雲を覚えれば、天気図が無くても前線がわかるのだ。漁師や木こりになった気分。
生活の知恵があるホンモノに見えるじゃないか。
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