1冊1冊から始めるよ

新生日本アギーレJのメンバーが発表された。

欧州リーグサッカーも始まった。8月末日で選手の移籍が一段落。動いた金が2100億円。

マンU香川は、10億円で古巣ドルトムントへ復帰。本田の同僚バロテリは、27億円でリバプールへ。

W杯優勝ドイツのクロースは、BミュンヘンからRマドリードへ40億円。「かみつき」スアレスは、110億円でバルサへ。

新メンバーで、チームは各国リーグと欧州CLを闘っていく。

今年後半、テレビはゴールシーンだけでなく、1日遅れでもいいから90分番組をもっと流してほしい。

「よくわかるスポーツ文化論」ミネルヴァ書房刊。

探していた読みたい本を入手した。個別の競技ではなく、スポーツ文化はどのようなアプローチで成り立っているのか?

歴史、ナショナリズム、政治、グローバル化。消費文化、メディア、応援、芸術。身体、職業、教育、ジェンダー、人類学。生活、地域社会、ボランティア、社会問題。

人は体という器を持ってる。

体を動かしたいエネルギーと、動く体を見たい興味は、すべてスポーツに集約されているのがよくわかる。

健康讃歌一辺倒でないのも、スポーツの幅の広さ。

死への衝動のために、ボディビルと剣道で体を鍛えた三島由紀夫。生死を含んで、スポーツは言葉というより概念に感じる。

物質・行動・観念のイディア。

本は83人の著者がいた。彼らが、それぞれ分野で「おすすめ本」をリストアップしているから、山塊に向かう感あり。

Schubert - Piano sonata D.960 - Richter studio