無敵の笑顔が集まった

都立小山台高校の運動会を、今年も見に行った。

8月25日に青・赤・黄・白の団が結成され、予行をやり、準備をし、10日8時から本番が始まる。

フットボールは、要するにサッカー。違うのは、同時に5個のボールを使うところ。

大ムカデは、35人が連なる。

増脚リレーは、最初がケンケンで進み、次が1人で走り、3人、5人と駆ける人数が増えていく。

オットドッコイは、樽を2人1組でころがすレース。1年生女子の競技。

東海道五十三次は、竹馬・カゴ・渦巻き・矢口の渡しに見立てたレース。

もちろん、各種リレー、騎馬戦、棒倒しもやる。

応援合戦もやる。各団の4人のリーダーは校庭中央に集まり、腕組みをして四隅に陣取る自分の集団をにらむ。集団と相対する関係になる。

校長先生が閉会の辞を述べた後、全員で校歌の合唱。去年も泣いた。今年も泣く。

弾ける笑顔が泣けるのは、僕の高校時代に弾けた記憶が無いからだ。

忘れているだけかもしれない。16〜18歳の元気な笑顔は、願いとか惜別とか後悔とか、とにかく人をせつなくさせる。

去年、白団のリーダーをやってた兄さんは、今年OBで来ていた。立派な大学生顔になってた。

皆んな、来年もまた会おう。

Candy Dulfer - Pick Up The Pieces (Part 1)