本には多重の意味がある
迷うほど分科会があって、実際どれに参加しようか迷ってる。
電子図書館、利用者間コミュニケーション、読まれるディスプレイ、アメリカ大使館情報資料、司書の雇用形態、図書館の出版ビジネス、大人の学習講座、郷土資料、大学の国際化。
ほか、盛りだくさんある。
一生追いかけてもカバーできないので、途中でチェックするのをあきらめた。
とりあえず、2つ参加した。
帝京大学が実施している「共読ライブラリー」と、大手書店の「書店と図書館」分科会。
「共読ライブラリー」は、松岡正剛さんの編集工学研究所が主導する学修支援プログラムで、前から実態を知りたかった。
「書店と図書館」は、紀伊国屋・ジュンク堂・ツタヤの社員が進化する書籍販売業をレポートする。セールスプロモーションも、本が持つ放射状の性格に目覚め、それをすくい取ろうとがんばってる。
「こだわりのブックカバーとしおりの本」玄光社MOOK刊。「読書がさらに楽しくなるブッククラブ」新評論刊を読んだ。
「こだわり〜」は、50人の本好きが見つけたり自作したアイテムを並べる。マイブックを更に偏愛するための方法論だ。
「〜ブッククラブ」は従来からある読書会が、お堅いだけじゃない各種クラブの紹介。
スウェーデンの林業者7人のブッククラブは、毎週木曜日夜7時から集まってお互い興味があることを言い合う。
農林水産酪農の寄り合いなら、僕もメンバーになりたい。日本にないかな?
2つの分科会で疲れたので、臨港パーク・潮入りの池でぼんやりする。
★旅する目玉 卯野和宏さんの油絵
♪旅する鼓膜 サニーデイ・サービス「One Day」