ソーシャルビジネス開眼

9月か10月に、鳥獣被害の話を聞きに行った。

アライグマやイノシシが農地に出没するのは、神奈川県も同じって話。捕獲して、殺処分するのだ。

「生け捕りにしたなら、食べればいいじゃん」。もったいない、と思いながらエレベータで1階に降りた。と、ドアが開いてて見えたのが、この黒板。

「ソーシャルビジネス・スタートアップ講座  10月22日 後期講座はじまる」。

申し込み、22日から通ってる。

社会的課題をビジネスの手法で解決することを目指すソーシャルビジネス。

事業会社は、おつりが来るほど経験している。社会的課題というのが、ひっかかった。「どんなことやるんだろう?」。

毎回、先生が講義する。

生徒たちとも仲良しになっていく。それぞれの経験を聞いていると、世の中のディテールがわかってくる。他人ごとだったことが、一つ一つ自分ごになっていく。

毎回3時間前後を過ごす。

普通、講座というのは1回あたりこんなに長くない。それが週2回あるから、通常の3倍の密度になる。

すでに講座は後半だ。

これから各自プレゼンテーション作業に入っていく。次から次にアイデアが出てくるから収拾がつかない。

町の課題自身が、僕にはナレッジに思える。先生に刺激され、生徒がストリートワイズに見える。

★旅する目玉 池田龍雄さんの絵  

♪旅する鼓膜 Sir A. Pappano