挨拶あいさつ、ごあいさつ

新年に2回の初詣。

午前零時の王子稲荷は極寒。

午後1時も寒かった。雪パラパラの中を日枝神社へ向かう。石段から長い行列をする。

門をくぐって拝殿の前。天に祈る12本の紅白のヒモが風になびいてる。視界が広がって、とてもきれい。

ながいこと願う。

願う人を見ながら、叶うことを願う。破魔矢に鈴の音を吹きかける巫女さんも同じだろう。

2日、晴天。

ウッ、ウ〜。ウッ、ウ〜と喋る次男坊の息子。初めて見るような人が並んでる。薮にらむ。

小分けにしたおせち料理を、もくもぐと食べる。好きなブロッコリー。左手にスプーン、右手にお箸。

エッヘィ、と笑う。

聴こえるかい、皆んなの笑い声。聴こえるかい、鈴の音。見えるかい鏡餅。見えるかい獅子頭

中学校の同級生「中だっち」から、年賀も来た。

・『門松は・・・めでたくもあり めでたくもなし』 
の気持ちが良く分かる年頃の 年明けでした。

皆んなに贈ろう、

♪旅する鼓膜 「ウィーンの森の物語」