認知行動は年齢じゃない
尿にちょっと血が混ざっていたので、病院へ行く。
なんでもなかった。「まったく正常です」。ちょっとした疲れだ。
・つらい出来事や状況で、「不安」や「ゆううつ」などの気分に影響されて、思うように行動できないことはありませんか?
壁に貼ってあるチラシを見る。「ある、ある。大ありだ」。
認知行動療法のご案内。考え方のクセを見直してみませんか? と問われれば、「見直したいねぇ」。
診療のお金を払いながら、訊いてみた。
さまざまな対人場面で起こる「ものごとの捉え方」に焦点をあてる、毎週土曜日のディケアプログラム全8回。
「1割負担の方は1回420円、3割負担なら1270円です」。えっ、無料じゃないの? それに○割負担って、何に?
認知行動と統合失調症は違うのか? 前に、傾聴講座に参加した。
電話をよこす統合失調症患者の声を、じっくり聞く活動。自分が健全と思っていたら、こんなことに興味は無い。
ハウス加賀谷と松本キックのお笑いコンビ、松本ハウスの本。売れっ子のピークの時に、ハウス加賀谷は統合失調症を発症した。
幻聴・幻覚・幻視。本人だけが知覚する、まぼろしの声や荒唐無稽な映像。
傾聴講座でロールプレーをやった時に、同じような設定で練習した。「ちと、大袈裟じゃないか?」と思ったが、ほんとなんだな。
睡眠薬や向精神クスリを大量に飲む。副作用もある。家族も巻き込む。お母さんが傾聴しなければならなかった。
その前で対処するのが、認知行動療法なのだろうか?
認知という言葉はイコール老人、じゃないんだよ。プログラムではアサーショントレーニングをやる。これ、大学の心理学でも学ぶことだ。
★旅する目玉 藤代冥砂さんの写真
♪旅する鼓膜 浜田省吾「夢のつづき (Short Version)」