リトルマガジン特集号
コピーライターの「音だっち」が、文学フリマに出店するというので出掛けたのは、11月だった。コミケの文芸版。
大阪でも、9月に文学フリマをやっていたのだ。
・てなもんや大阪紀行 おじさん三人組、文学フリマに行く!
本誌おじさん1号・浜本、2号・杉江、3号・宮里(年齢順)が、堺市産業振興センターイベントホールに参上する。
会場配置はAからHブロックあり、全部で308ブースある。覚えてないが、ほぼ東京会場と同程度の出店者数か?
これだけあると、まず1軒1軒に寄るのは無理と直感する。
前を歩くと、誰もが「こんにちは」と声掛けする。そのフレンドリーさが、ひやかし厳禁にさせもする。
つまり、完全に押し倒される気分になるのだ。
純文、ラノベ、ファンタジー、SF、詩、評論、ノンフィクションの洪水。
・廃墟写真集、巨乳考察本、豆本、フランス書院文庫をそのまま売ってたり、自費出版を無料で配っていたり
というのは、東京会場では見なかった。
・「いつも反省中」「浴室短歌」「卒塔婆カーニバル」「魔法使いは飛行機械の夢を見るか」「よくわかるエアコン配管観察」
大阪フリマのほうが、おもしろいんじゃないか?
・「普通な人の会です。よろしければご覧ください」と声がかかった。
普通な人が、よくわからないことをやってる会。
・「ロウドウジン」は、はやりのダークツーリズムといいますか。
リトルマガジン戦国時代のキモは、関西と見た。