公園を我が家の庭にしよう
新産業文化創出研究所という会社が、パークマネジメント講座をやってる。
すでに7回目だった。今後も続く。
都市論をやると、海外比較で日本には公園・広場が無いという話になる。
西欧が発明した民主主義。民主主義には、皆んなが集まる広場が必要だった。それを怖れた明治政府は、公園計画をことごとくつぶした。使用を規制した。
あれダメ、これダメ、それダメと、姿勢は今に続く。「来るな」と言ってるようだ。
最初の講演者は公園財団の小口健蔵さん。元都庁の人。
「確かに法律で規制してます」。その間隙をぬって、湾岸にガンダム広場を作った。日比谷公園100周年に合わせて、青空結婚式ができるように改革した。
その考えを延長すれば、公共建築よりはるかに安価でコンテンツ・アクティビティ・イベントの拠点になる。
すでに、萌芽あり。あとは住民がどんどん役所にプレゼンする段階なのではないか。
2人目は、NPO「緑の蝶々」で理事長をやってる亀山始さん。
人は会わなきゃダメだと思えた人。
浪花夫婦漫才大介・花子の花子さんと友だち、気が合うらしい。そうだろう。
「テキ屋から、お金をもらう仕組みを考えてる」と来た。羊を公園に放して、「新聞社から『目的は何ですか?』と訊かれたから、『食うためやがな』と答えました」。
大阪人に、企画書はいらない。思いつきの本能で、バシバシ進める。好きだなあ。
今回のテーマは、公園を核とした街づくり・エリアマネジメントと地方活性化。これ、東京発想。
東京にも亀山さんがほしい。