現在隆盛が将来保障になる

午前3時から、錦織のBNPパリバ・オープンをテレビで見る。

16強から、いよいよ8強へ正念場だ。

途中でウェアを着替えるほどの灼熱。会場はパリじゃなくてカリフォルニアなんだね。

第1セット、お互いにサービスゲームをキープしていたが、第10ゲームでブレイクされて落とす。

第2セットも惜しい試合だった。結局8強進出ならず。

サッカーの欧州CLも、8強が決定。モウリーニョ監督のチェルシー敗れ、イングランド勢は消えた。香川のドルトムントも敗退し、イタリア勢唯一のユベントスが残った。

準々決勝の組み合わせは、また抽選をし直すのだという。まったく、ヤキモキさせる運営だよ。

世界的興行は、莫大な放送権料でうるおう。

アメリカは有料のケーブルテレビが主流だから、メジャースポーツはどれも兆の金が入る。

選手年俸に反映されるだけでなく、引退した選手の年金の資金源にまわされる。掛け金を負担することなく、年金生活者になれる。

一方日本のプロスポーツでは、どんどん年金制度が崩壊しているらしい。

興行収入減に加えて、引退者は増え続けるから財源不足になる。

スポーツ界もゼロサムなんだ。欧米のリーグやチームは、人材も金も世界から調達する一極集中。それ以外は二流三流に甘んじざるをえない。

話が、年金まで影響するとは思わなかった。