「芸術新潮」のつくり方 ドットDNP 

GW終了。

6日で終わり、7・8日はブツブツ言いながら出勤した人もいたろう。でも確実に10日でGWは終了したのだった。

市ヶ谷にある「ドットDNP」のプログラムは、僕のような行くあてのない人間にはもってこいだった。大日本印刷ショールーム

5日から9日まで、連日「五感で楽しむ本」展をやっていた。

5日 
天台宗の僧侶 兼 落語家・露の団姫(まるこ)さんの新刊「人生が100倍オモシロくなる仏の教え」発売記念トーク&落語会。彼女は、最近よく出る。

6日
英語で遊ぼう♪ 「はらぺこあおむし」読み聞かせ体験会。読み聞かせってのは、英米が発祥か。

7日
ウェブから学ぶ電子出版の可能性。「アクセシビリティ」の事例を学ぶというから、参加したかったな。

以上、事後に知ったこと。

8日
聞きたい「芸術新潮」のつくり方。ゲイシンの編集長と、アートディレクターと、大日本印刷社員の座談会だった。

同じ写真も、表紙用と本文用では製版を変える。表紙はコントラストを誇張して、パッと見の印象を強める。よくやって来たことだ。

色校正の指示も、不変。YMCBインクの増減に、感覚言葉を添えるやりかた。

デザイン上、よくあることも話題になる。パソコン同士で色味が違う。パソコンと印刷上の色のズレ。

すべて、古くて新しい課題なんだ。

9日
ラクガキノート術」発売記念ワークショップ。タムラカイさんによる新刊記念講座。落書きにも訓練は必要なのか? 不参加。

これがイベントで、「五感で楽しむ本」自体は、触・聴・視・味・嗅覚に対応した本の展示だった。

オーデュボン「アメリカの鳥」を見る。8千万画素のカメラで撮影、原寸複製された図鑑。大判で、表紙をめくるのにかけ声がいる。