とっておきあそび大集合 鈴木翼

孫と、手に手をとってほっつき歩く非公認クラブ「孫部」。

公園でも遊ぶ。

すると、同じ色の帽子をかぶったちびっ子がワラワラ現れて、小1時間はしゃぎ、波が引くようにいなくなる。

まだ保育園に入る年齢に達してない部長の孫。これからのことを考えると、お友だちと接点が欲しい。

ありましたよ、お客さん。港区に「子ども中高生プラザ」。乳幼児から高校生までが活動できる施設。4つある。

我が孫が該当するのは「うさぎさんグループ」で、毎週金曜に運動あそび、お誕生会、色水あそび、小麦粘土あそび、プール、ハロウィンなどをやる。

体の計測や食事相談会もある。

プログラムは、保育園と同じじゃないのか? これがすべてタダなんだ。さすが金満区、太っ腹。

初参加は、運動あそびの日だった。

アリーナでやった。

4つの障害物を並べ、クリアしていくあそび。床上20cmくらいの平均台を渡り、デコボコをつけたマット通過、高さ50cm滑り台、直径60cmのトンネル抜け。

今まで、もっとシビアな条件の散歩をしてきたから、楽々クリア。

それよりも大事なのは、皆んなとやること。

「とっておきあそび大集合」ひかりのくに刊。

保育士の鈴木翼さんは、フリーの遊び歌作家。読んでみたが、基本はたくさん集まったお友だちでやる遊びだった。

「子ども中高生プラザ」へ行けば、現実にそれができる。ありがたいよ。