ゴスペル・レッスン ジョン・ルーカス

赤坂教会を知る人は、少ないだろう。

そこで、第1・3水曜日にゴスペル・レッスンがあると知ってる人は、もっと少ない。

先生は、ジョン・ルーカス。2時間みっちりトレーニングする。生徒は全員女子。向かって「モア・パワフル」を百連発。

「ちょっと見学していいですか?」と覗く。

最近、「孫部」の部室のように利用している「赤坂子ども中高生プラザ」。ここは「勝安房邸」跡地。「氷川清話」誕生の地。

「プラザ」から散歩がてら、35歩目に見つけたのが赤坂教会。

まず、
ウィリアム・ホイットニーが現在の一橋大学創設のために招かれた。来日したが、一向にめどがたたない。そこで、勝海舟は1000ドルをポンと寄付して、やっと開校。

次に、
息子のウィリス・ホイットニー医師が、治療と伝道のため来日。前後に両親を亡くし、葬儀で集まった弔慰金で400坪の土地を海舟から買う。

病院と教会建設地として。

そのうち、
海舟の三男・梅太郎と、ウィリスの妹・クララが結婚。海舟の長女・夢子、次女・孝子も教会で洗礼を受ける。

その後、
病院は閉院したが、教会は残った。

縁起案内文の隣に、ゴスペル体験受付中の張り紙もあったのだ。

7月15日から、シアターオーブで「天使にラブ・ソングを」が始まる。

映画のウーピーがプロデュースしたミュージカル。そうです、ウーピーはメロディーもリズムもパワフルだった。