アメリカ料理は、こんなに多彩だった
「ブログだっち」ジンファンデルさんは、サンフランシスコに住んでいました。
旦那さんと一緒にレストランをやってたくらいですから、料理のプロ。作っても、知識でも。
・ニューオーリンズに住んでいたラフカディオ・ハーンは、クレオールのクックブックを出版しています。
アメリカ南部諸州やカリブ海諸島には、かつて、アフリカからの奴隷が使役されてました。南北戦争をやったアメリカだけが、奴隷を使っていたわけではありません。
フランス、イギリス、スペイン、ポルトガル。
白人に子供が生まれる。赤ん坊を世話したのは、黒人の乳母。乳母は、主人家の言葉を聞き真似で覚えた言葉を使う。
邦訳すれば、「空、青い。広い、気持ちいい」みたいなことでしょうか?
外国語教室に通学するほど、給金はもらってない。なにしろ、スズメの涙。
白人の赤ん坊は、乳母の言葉を覚える。すると、両親の母語より、崩れた言葉のほうになじむ。
それがクレオール語。
ハーンは、この言葉に魅入られました。
・最初のクレオール・クックブックだそうです。料理だけでなく住まい方も紹介していて。クレオールとケージャン料理が好きな私は、ニューオーリーンズに行ったとき、ジャズと供に、両方の料理を堪能してきました!
そうか、言葉だけじゃないんだ。ご当地では三度三度の料理も、異文化が混じりあったメニューなんだ。指摘されるまで、気付きませんでした。
これも、「ブログだっち」から教わったこと。
・国民的イベントのスーパーボールを、アメリカのどこで見るかによって、観戦中の食べ物も違ってくる傾向があります。
彼女は、国際結婚ですから暮らしの中にある食習慣を語れます。テレビや雑誌の「アメリカ特集」が取り上げないネタ。
ありがたい。
・大体、前もって作っておけるか、フィンガーフード的なもの。今回のゲーム開催地のニューオーリンズでは、生ガキや茹でたザリガニなどが伝統的。
次々と口に放り込めるので、通称”ニューオーリンズ風ポッブコーン”と呼ぶらしい。「フィンガーフード」となにげに言って気取りたいねぇ。
・ポップコーンと言えば、シカゴ。。。
そうなの? 全米かと思ってました。
・先週、シカゴで人気のポップコーン店が原宿にオープンして、行列ができています。シカゴでは、他にホットドックやピザでしょう。
店の名前を教えてほしいです。ポテチとポップコーンが争えば、ポップコーンを応援したいくらいだから。
・ニューヨークでは、ベーグルサンドイッチ。北のバッファローでは、バッファローチキンウイングスとか。。。
どちらも、食べたことない。
・もちろん、ポテトチップスなどのマンチイズ(ポリポリ、ムシャムシャと食べれるスナック菓子)も。。。
マンチイズって言葉も、知りませんでした。
・チリ・ビーンズは、テキサス辺りで一般的に食べられます。昔、夫が料理長をしていたサンフランシスコ・ベイエリアのレストランで、ハッピーアワーに出した時は大人気でした。
ウズラ豆・ひよこ豆は食べたことあるけど、チリ・ビーンズは食べたことない。「アメリカ料理店」に行かないと、お目にかかれないのか。
そういえば、マクドナルド以外に、いわゆる「アメリカ料理店」ってどこにあるんでしょ?
・食べ物の話になると、止まりません。。。